INAC4連勝で首位キープ 大野「ホッとした」復帰後初ゴール

[ 2015年4月20日 05:30 ]

<INAC神戸・伊賀>後半、ゴールを決め澤(左)に祝福される大野

なでしこリーグ第4節 INAC神戸2―0伊賀

(4月19日 ノエスタ)
 なでしこリーグが19日に各地で4試合が行われ、INAC神戸はFW大野忍(31)のゴールなどで伊賀を2―0で下し、開幕から無傷の4連勝を飾った。今季から古巣復帰した背番号10の待望の初得点で、単独首位の座もキープ。相手の強固な守備に苦しみながらも、女王奪回を目指すタレント軍団が、勝負強さを見せつけた。
【試合結果】

 待ちに待った瞬間だった。オウンゴールで1点をリードして迎えた後半8分、川澄のクロスが相手選手に当たってこぼれたところを大野がスライディングしながら右足で流し込む貴重な追加点。4戦目の初ゴールに「得点への飢えとかはなかったけどホッとしました。みっちょん(川澄)のクロスが良かったおかげ」と笑顔がはじける。

 昨季は英アーセナルに在籍。ロサ監督から残留要請を受けた中で、古巣復帰を決断した。6月のカナダW杯へ状態を整えることと、尊敬する澤の存在が理由だった。3季ぶりに愛着あるユニホームを着て決めた復帰弾。「松田監督からも、そろそろ来るだろうと言われてたんで良かった」と背番号10の重責を果たし安堵感をにじませた。

 ベテランと呼ばれる31歳になっても日々、刺激を受けている。この日も控えには10代の選手が5人並び「結果を出さなければポジションを奪われる」。若い世代の突き上げによる危機感と「前にやっていたメンバーとやるのは楽しい」と話す充実感が好パフォーマンスの原動力になっている。

 「これで満足することなく、取り続けていきたい」。力を込めた視線の先にはW杯がある。「代表でもチームでも、ハードワークは求められている。意識してやっていきたい」。豊富な運動量と史上最多のリーグ戦164得点を誇る主将に導かれ、INACが連勝街道を突き進む。

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