×

名古屋 大胆システム変更で2連勝 WBの永井&矢野が躍動

[ 2015年4月18日 23:02 ]

<清水・名古屋>村田(右)と競り合う永井

J1第1S第6節 名古屋3―1清水

(4月18日 瑞穂陸)
 「3―6―1」の名古屋が、3―1で清水に快勝し8位タイにまでジャンプアップした。4―2―3―1だった布陣を、前節の広島戦から3―6―1に変更。2戦連続で日本代表FW永井を左ウイングバックで起用するなど、大胆な策に出た。

 開始早々の前半6分にMF松田が今季初得点を決めると、同18分には両ウイングバックが躍動。元日本代表のDF矢野が粘り強い突破から右サイドを崩してクロスを上げると、これをゴール前に飛び込んできた永井が決めてリードを広げた。後半3分にはFKから日本代表FW川又が2戦連発となるゴールを挙げ、今季初の2連勝を飾った。

 今月7日が60歳の誕生日だった西野監督は、これで還暦を迎えてから2連勝となった。第4節を終えた時点で最下位だった名古屋が、この連勝で一気に順位を上げた。システム変更に踏み切った指揮官は「守備がしっかりとしているところから自信が生まれている。チーム力がアップしているのを感じる」と語った。

続きを表示

2015年4月18日のニュース