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ハリル監督 目標はW杯4強「簡単ではないが、可能性はある」

[ 2015年4月16日 06:26 ]

「W杯4強」を目標に掲げた日本代表のハリルホジッチ監督

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(62)が「W杯4強」を目標に掲げた。15日に都内で「日本がW杯の8強、4強で戦う姿を想像できますか。可能性はある。だが、人生で一度きりかもしれない。だから勇気を持って挑戦しよう。歴史の中に入るのは簡単ではないが、私は日本でそれをやりたい」と宣言した。

 6月に始まる18年W杯アジア2次予選へ「完璧な準備をする。偶然が起きないようにしなければ」と隙のないチームにすることを強調。格下のシリア、アフガニスタン、シンガポール、カンボジアと同組となったが「全ての試合で違うやり方を用意する。1チームにつき5、6試合は映像を見たい」と万全の対策を練る方針を打ち出した。

 自信や野心を植え付ける精神面の強化、球際の激しさや相手の背後を突く動き、セットプレーの精度アップなどを課題に挙げた。FKキッカーには「本田(ACミラン)が昔は決めていたのは知っている。本田が蹴るのか、それ以外になるかは分からない」と話した。

 18日からは欧州組視察で渡欧。19日のミラノダービー、24日のマインツ―シャルケ戦、25日のドルトムント―フランクフルト戦などに足を運ぶ。体を鍛えることが大好きで55分のジョギングと30分の腹筋が日課。長丁場のW杯予選へ「日本サッカーのアイデンティティー(存在意義)を探さねばならない」と訴えた。

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2015年4月16日のニュース