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武藤獲りへブンデスも参戦!マインツなど複数クラブが興味

[ 2015年4月15日 06:50 ]

練習中に笑顔で水分補給するFC東京のFW武藤(中央)

 FC東京の日本代表FW武藤嘉紀(22)獲得へ、日本人選手が多数在籍するドイツ・ブンデスリーガも参戦したことが分かった。関係者によると、マインツが本格的に動きだし、レバークーゼンなど複数クラブが興味を示しているという。武藤にはチェルシーが既に正式オファーを出したほか、インテル・ミラノも獲得に動いており、争奪戦はさらに激しさを増してきた。

 若き日本代表FW獲得にブンデスリーガの複数クラブも乗り出した。武藤は8日にプレミアリーグの強豪チェルシーから正式オファーを受けていることが判明。セリエAの名門インテル・ミラノも獲得に動きだしていたが、ここに来て香川(ドルトムント)、内田(シャルケ)ら欧州では日本人がもっとも多く在籍するブンデスリーガからもオファーの準備のあることが分かった。

 中でも最も熱心なのが、マインツという。マインツは日本代表FW岡崎のほか、韓国代表MFク・ジャチョル、同じく韓国代表DFパク・チュホが在籍しており、アジア人選手獲得に積極的。そのうえ、岡崎が昨季から2年連続2桁得点を達成するなど大活躍していることで、日本人選手への評価が高まっている。第2の岡崎獲得を画策する中で、武藤に白羽の矢が立った。

 また、かつて細貝も所属したレバークーゼンも獲得に興味を示している。武藤が決勝弾を決めて1―0で勝った12日の湘南戦にもスカウトを派遣。18日のホーム・広島戦も視察する予定だ。関係者によれば、韓国代表FWソン・フンミンが今夏にプレミアリーグに移籍する可能性があり、クラブは後釜として武藤をリストアップしているという。

 さらには長谷部、乾が所属するフランクフルトもアギーレジャパン時代の代表戦を視察しており、今後獲得に動く可能性があるという。武藤はこの日、「移籍についてはノーコメントです」と多くは語らなかったが、今季はここまで5試合4得点とエースにたがわぬ活躍を続けている。夏の移籍期間に向けて、今後、複数のオファーが舞い込むことは確実な状況だ。

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2015年4月15日のニュース