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ボランチからFWへ配置転換 松本ドリバ公式戦初出場へアピール

[ 2015年4月7日 05:30 ]

公式戦初出場へ猛アピールするドリバ

ナビスコ杯 松本―甲府

(4月8日 中銀スタ)
 松本山雅は6日、松本市のかりがねサッカー場で、浦和戦(4日)のスタメン組を除く選手が練習。ボランチから前線へ配置転換されたMFドリバ(27)が、公式戦初出場へ向け猛烈なアピールをしている。

 FWとして起用されたのが2つの練習試合。3月29日の清水戦では2ゴール、5日の新潟医療福祉大戦でも得点を決め、前線での適正を見せつけた。突発的なスピードと強烈なミドルシュートを併せ持つ助っ人は、練習でも鋭いシュートを何本も放った。実は初めて就くポジション。「(動きが)全然違う」と戸惑いながらも、「自分のスタイルに合っている。多くのゴールを挙げることは、これまでのサッカー人生でなかった」と徐々に順応してきている。

 反町康治監督(51)は「(ボランチと比べ)守備をしなくていい。うちのボランチは難しい」と、ブラジル人特有の瞬発力を生かすためにも攻撃に専念させていると説明した。

 もう1人の助っ人、FWオビナはリーグ戦に全試合出場中。悔しいだろうと思いきや、「オビナが活躍すれば僕もうれしいし、(自分が活躍したら)オビナも喜んでくれると思う」。

 8日はナビスコ杯甲府戦。「チームを助けるプレーをするだけ。(FWで出たら)ゴールを挙げないとダメ。全力のプレーをしたい」と言い切った背番号19。まずは公式戦初出場、そして、攻撃の一翼を担う存在になる。

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2015年4月7日のニュース