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仏に雪辱!ブラジル ネイマール逆転弾でドゥンガ体制7戦全勝

[ 2015年3月28日 05:30 ]

フランス戦でゴールを決め、おどけた表情を見せるブラジル代表FWネイマール(AP)

 サッカーの国際親善試合が26日に各地で行われ、ブラジルはFWネイマール(23)の勝ち越しゴールなどでフランスにアウェーで3―1と逆転勝ち。昨年のW杯ブラジル大会後にドゥンガ監督(51)が就任してから7戦全勝とした。コロンビアはFWラダメル・ファルカオ(29)の2得点などでバーレーンに6―0と大勝。イランはチリを2―0で、カタールはアルジェリアを1―0で破った。

 ドゥンガ監督が17年前の雪辱を果たした。試合会場のサンドニでは、ブラジル代表の主将だった98年W杯決勝でフランスに0―3と完敗。因縁の地でW杯ブラジル大会後6戦無敗だった相手に逆転勝ちし「リベンジとは思わないが、フランスのような強い相手に勝ててうれしいよ」と喜んだ。

 セットプレーで先制されたものの、前半40分にスルーパスに反応したMFオスカルが同点弾。後半12分にはペナルティーエリア内でパスを受けたネイマールが左足で強烈な勝ち越しゴールを突き刺し、24分にはMFグスタボがヘディングでダメ押しした。ドゥンガ監督は「W杯(ブラジル大会)後は選手たちに自信を取り戻させ、バランスの修正を図った。ミスもあったけど、バランスを取り戻したから勝てた」と説明し、ネイマールは「過去(W杯での惨敗)のことばかり考えても仕方がない。僕らは良くなってきているし、進化を続けたい」と話した。

 4位に終わったW杯の悪夢を払しょくし、6月の南米選手権へ弾みをつける勝利。GKジェフェルソンは「監督は全員を褒めてくれたけど“地に足を着けろ。まだ準備段階だ”と言ったよ」と明かした。

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2015年3月28日のニュース