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U―22選抜、JFLから昇格の山口にJ3ワースト記録更新の8失点大敗

[ 2015年3月21日 17:35 ]

J3第2節第1日 U―22選抜0―8山口

(3月21日 維新公園)
 J3第2節は21日、山口県の維新百年記念公園陸上競技場などで2試合を行い、かつて川崎Fを率いてJ1リーグ2位になったこともある高畠勉監督(46)率いるU―22選抜がJFLから今季昇格した山口に0―8の記録的大敗を喫した。

 開幕戦で相模原に0―3で敗れたU―22選抜は、同じく開幕戦で13年までJ2だった鳥取に2―1で初陣勝利を飾って波に乗る山口に対し、試合開始から防戦一方。

 前半24分にMF島屋八徳(26)、44分にFW岸田和人(24)、45分にMF小塚和季(20)と続いて決められ前半だけで3点を失うと、後半開始と同時にMF杉森考起(17=J1名古屋)、FW北川航也(18=J1清水)、FW柳下大樹(19=J1松本)を下げてMF野沢英之(20=J1FC東京)、FW邦本宜裕(17=J2福岡)、FW田代容輔(19=J1神戸)と一挙に3人を交代して反撃を試みた。

 だが、前半終了間際の45分に1度目の警告を受けていたDF木下高彰(21=J2磐田)が後半18分に2度目の警告を受けて退場となったこともあり、その後も失点を重ねるばかり。

 23分、26分にMF福満隆貴(23)に立て続けに2ゴールを許すと、31分にはMF平林輝良寛(30)、38分には島屋、41分にはDF宮城雅史(24)と決められて結局8失点。昨年の第3節・盛岡戦に1―6で敗れたチームワーストを更新しただけでなく、昨年の第7節で琉球が町田に1―7で敗れたJ3ワースト記録も塗り替えた。

 なお、1998年の第1ステージ第6節でC大阪が磐田に1―9で敗れた試合がJリーグの最多失点記録。

 一方、開幕2試合で早くも総得点を2ケタの10得点とした山口は、初挑戦のJ3で2連勝。暫定首位に立った。この日行われたJ3のもう1試合は町田が1―0でYS横浜に勝利。残りの4試合は22日に行われる。

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2015年3月21日のニュース