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またハリル流!合宿前乗り事前会議、全スタッフとイメージ共有へ

[ 2015年3月21日 07:50 ]

日本代表のハリルホジッチ監督

 またまた異例のハリル流だ!新生日本代表は初陣のチュニジア戦(27日、大銀ド)に向け、23日から大分合宿を開始する。バヒド・ハリルホジッチ監督(62)は選手よりも1日早く大分入りし、医療、総務、用具担当など全スタッフと事前ミーティングを実施することが判明。協会関係者は「合宿の進め方などを話し合うのでは」と説明した。

 新指揮官はこの日も都内のJFAハウスに姿を見せ、6日連続の出勤。初合宿に向けた資料制作に没頭したという。「監督はサプリメントをはじめ、選手が口に入れるものも自身でしっかりコントロールしたいようだ」と霜田技術委員長。資料はピッチ内外に及ぶ、さながら“ハリルノート”となる見込みで早速、大分合宿でフル活用されそうだ。

 従来、代表監督がJFAハウスを訪れるのは週1回程度だったが、ハリル体制では毎日、コーチ陣とともに朝から晩まで作業が続く。協会スタッフは「これまでの監督とは全く異なる形」と話す。近日中には、デスクワークから応接まで可能な新監督室も用意される見通しとなった。

 情報発信も変わる。大分合宿中、指揮官がメディアに口を開くのは試合前日と試合後の公式会見のみに限定する。また、これまで選手は毎日、取材に応じてきたが、指揮官はその点についても驚いているという。ハリル流の改革はまだまだ続きそうだ。

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2015年3月21日のニュース