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鹿島3連敗で決勝T進出“赤信号”一時勝ち越しも…公式戦5連敗

[ 2015年3月18日 22:51 ]

<鹿島・広州恒大>前半、競り合う鹿島・土居(8)

ACL1次リーグH組 鹿島3―4広州恒大

(3月18日 天河ス)
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は18日、各地で1次リーグの第3節が行われ、H組の鹿島はアウェーで首位・広州恒大(中国)と対戦。一時はリードを奪ったものの3―4で敗れ1次リーグ3連敗。今季公式戦開幕5連敗とトンネルを抜けられず、決勝トーナメント進出へ“赤信号”が灯った。

 ボールを支配され主導権を取れない立ち上がり。前半10分、セットプレーからFWグラルに頭で合わせられて先制点を献上。セレーゾ監督が「優秀な選手」と警戒心を強めていたブラジル代表FWに出鼻をくじかれた。それでも同36分、MF土居がシュートを放ち、GKが弾いたところをFW高崎が押し込んで同点に。高崎の移籍後初ゴールで、前半のうちに試合を振り出しに戻してみせた。

 後半序盤から相手ゴールを脅かすなど流れを呼ぶと、同7分、土居が頭で合わせてゴール。一時は勝ち越しに成功した。しかし同13分、再びセットプレーから同点とされ、その4分後にもグラルにこの日2点目のゴールを決められた。終了間際にも失点した鹿島は、同組で唯一勝ち点を挙げられないまま。1次リーグ突破へ、早くも崖っぷちに立たされた。

 ▼鹿島・セレーゾ監督 非常に感動的で面白みのある試合だったが、セットプレーで2失点したのは残念だった。(相手の)ブラジル人のレベルが高く、彼らが試合を決定づけた。

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