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昨季国内3冠の強さどこへ…G大阪長谷川監督「本当にもうひと押し」

[ 2015年3月18日 21:22 ]

<G大阪・ブリラム>前半、フリーもボールが来ず、天を仰ぎ悔しがる宇佐美

ACL1次リーグF組 G大阪1―1ブリラム

(3月18日 万博)
 冷たい雨が容赦なくG大阪イレブンの体をぬらした。ホームに首位ブリラムを迎えての一戦。前節まで2戦2敗と不振が続く中、勝てば大きな転機となる戦いだったが、結果は悔いが残るドローに終わった。

 今大会3試合を消化し1分け2敗といまだ未勝利。試合後、長谷川監督は「もう1点取れれば、結果は変わったと思う。あと3戦。3連勝すれば(1次リーグ突破の)可能性はある。最後の最後まで諦めずに戦っていきたい」と必死に前を向いた。

 前半39分、右サイドで抜け出したFWパトリックからの折り返しを受けたFW宇佐美が左足でシュート。左ポストを叩くも、跳ね返りをMF阿部が左足で押し込み、今大会チーム初得点で先制した。そのまま1―0で前半を折り返し、ハーフタイムに指揮官は「もう1点取りにいけ」とゲキを飛ばした。だが、後半17分にGK東口のセーブも及ばずFKを直接決められ同点に追いつかれた。

 昨季、国内3冠(J1リーグ、ナビスコ杯、天皇杯)を達成した“本命”が、次節にも1次リーグ敗退の危機に立たされた。「まだまだ本来のガンバらしいサッカーができてない。本当にもうひと押し」と結果をうまく消化しきれないようだった。

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