香川　見せ場なく途中交代　ハリル新監督には「イメージない」

ケルン戦で攻め込むドルトムントの香川（右）

ブンデスリーガ第２５節 ドルトムント０―０ケルン

（3月14日）
　ドルトムントの日本代表ＭＦ香川は１４日、ホームでのケルン戦に６試合連続となる先発を果たした。だが、前半はほとんど見せ場をつくれず、後半はボールに触る機会もあまりないまま同１６分に交代を命じられた。チームも最後まで守備的な相手を崩せず、４連勝のあと２戦連続となるスコアレスドロー。香川は「効果的な攻撃ができなかった。苦しかった」と悔しさをあらわにした。

　これで昨年９月１３日のフライブルク戦以来となる今季２点目はまたしてもお預けで、完全復活の道のりは険しい。就任会見で香川の再生に自信をのぞかせた日本代表のハリルホジッチ監督については「イメージはないんで、とりあえずあと２試合やってから代表のこと考えたいと思います」とコメントを避け、まずは目の前の試合に集中している様子だった。