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岡崎 ブンデス日本人初快挙!2季連続2桁弾で勝利けん引

[ 2015年3月15日 05:30 ]

アウクスブルク戦の前半、ゴールを決めるマインツの岡崎

ブンデスリーガ第25節 マインツ2―0アウクスブルク

(3月14日)
 マインツの日本代表FW岡崎慎司(28)が2試合連続のゴールで、日本人初のブンデスリーガ2シーズン連続2桁得点をマークした。敵地アウクスブルク戦で1トップとしてフル出場。0―0の前半32分に左サイドからのパスを受け、右足で豪快に左サイドネットを揺らした。

 昨年12月7日のハンブルガーSV戦から9試合不発が続いていたが、前節ボルシアMG戦で10試合ぶりに得点。試合後は「得点が入らないときついのでね。一応、気にはしていた」と話し、一つ壁を乗り越えたことで自信を取り戻した。得点シーン以外ではなかなか攻撃の起点になることができなかったが、2季連続10点はフランクフルトなどで活躍した元日本代表FW高原(J3相模原)や日本代表MF香川(ドルトムント)も成し遂げられなかった快挙。チームを3試合ぶりの勝利に導いた。

 日本代表の新指揮官に就任したハリルホジッチ監督へのアピールにもなった。初陣となる親善試合チュニジア戦(27日、大銀ド)とウズベキスタン戦(31日、味スタ)での代表招集は濃厚。とはいえ指揮官は「現段階で確定している選手はいない」とし、再び一からの競争が始まる。岡崎はアギーレジャパン以降は「FW一本で勝負したい」と強く決意。新生ジャパンでも、エースストライカーの地位を譲るつもりはない。

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