代表クラスのプレー見せた米本 仏MFポグバに刺激、推進力に進化

[ 2015年3月15日 08:50 ]

<FC東京・横浜>ハリル代表監督も好むポリバレントな能力を見せた米本

J1第1S第2節 FC東京0―0横浜

(3月14日 味スタ)
 日本代表のハリルホジッチ監督が視察した中、FC東京のMF米本拓司(24)が輝きを放った。自らも得点チャンスがあった中、スコアレスドローに終わったため「勝ち点2を失ったという気持ち」と悔しがったが、代表入りに値するだけのプレーを随所に見せた。

 まずは守備。もはや豊富な運動量と日本人屈指のボール奪取能力は誰もが認めるところ。この日も広いエリアをカバーし相手のボールを高い位置で何度もカットし、速攻につなげた。日本代表は最近、高い位置からボールを奪う場面が激減。米本のようなタイプは貴重な存在だ。

 自ら「永遠の課題」と言う攻撃でも進化を見せた。前半6分にはボール奪取から右足シュートを狙った。「打っても良かった」と振り返った同29分の武藤のシュートも、もともとは米本が奪ったボールだった。今オフにイタリアでユベントス戦を観戦。同ポジションのフランス代表MFポグバの前への推進力に衝撃を受けた。この日は推進力の部分でも進化を見せつけた。

 7日のG大阪戦では宇佐美対策で右インサイドハーフに入ったが、この日は左インサイドでプレー、途中から右MFに回った。新指揮官も好むポリバレント(多様性)も備える。若手主体で臨んだ10年1月のイエメン戦以来、代表からは遠ざかっているが、米本は、FC東京のダイナモだけに収まる素材では決してない。

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