ハリル氏自信　パリで会談大仁会長「いい仕事できると話していた」

日本代表の次期監督就任が決まっている前アルジェリア代表監督バヒド・ハリルホジッチ氏

　日本代表の次期監督就任が決まっている前アルジェリア代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏（６２）が新天地での成功に自信を見せた。日本協会の大仁会長が８日、南長野運動公園総合球技場の竣工（しゅんこう）式に出席。６日にパリ市内で行った新指揮官との会談内容の一端を明かし「日本サッカーを高く評価しているし、“いい仕事ができるんじゃないか”と話していた」と語った。

　同じく竣工式に出席した原専務理事は新監督について「経験があるし、強さや厳しさのあるチームにしてくれると思います」と手腕に期待した。昨夏のＷ杯ブラジル大会では、１次リーグのアルジェリア―韓国戦をテレビ観戦。全選手がハードワークして韓国を４―２で圧倒したチームに好印象を抱いている。

　就任は１２日の理事会で承認を得て正式決定する。原専務理事は今後について「承認されてから」と前置きした上で「準備はしている。承認されたら一気にいくと思う」と、１３日に来日して就任会見を開く可能性を示唆。就労ビザ取得手続きも順調なことをうかがわせ、２７日の親善試合チュニジア戦（大銀ド）に向けた２３日の合宿初日から采配できる可能性が高い。