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なでしこ ポニーテール4人娘で強豪撃破 フランス右サイド封じ

[ 2015年3月9日 07:20 ]

フランス戦に向け調整する鮫島(右)と宮間

アルガルベ杯1次リーグC組 日本―フランス

(3月9日)
 強敵撃破へ“ポニーテール包囲網”だ。国際親善大会アルガルベ杯の1次リーグ最終戦は9日に行われ、なでしこジャパンはフランス代表と激突する。勝てば決勝進出の可能性もある次戦は、初戦の主力メンバーから5人を入れ替えたベスト布陣を敷く。

 相手の攻撃は快足のトミスへ放り込むロングボールが中心。フランスの長所である右サイド封じの鍵となるのが、川澄、鮫島、川村、宇津木で守る左サイド。「サイドが強烈なので連動で対応しないと」と佐々木監督は明かし、全員が髪の毛を1つに結ぶ左サイド4人のマークの受け渡しがライバル叩きへの大きなポイントになる。

 ポルトガル戦でアピールに成功し、阪口に代わって先発する宇津木は「日本人らしく90分走り続けるプレーをすれば、相手にとっても嫌だと思う」と話す。岩清水に代わって出場が濃厚な川村も「自分がどこまで通用するのか楽しみ。攻撃の芽をつぶしたい」と意気込んだ。“仮想W杯決勝トーナメント1回戦”として臨むフランス戦。なでしこの勝利は、4人の守備に懸かっている。

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