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鹿島 セレーゾ監督、主審判定に“異議”「勝ち点失う代償しかない」

[ 2015年3月8日 16:58 ]

<清水・鹿島>敗戦にガックリの柴崎(右から2人目)ら鹿島イレブン

J1第1S第1節最終日 鹿島1―3清水

(3月8日 アイスタ)
 1―3で開幕戦を落としてしまった鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督が主審に“異議”を唱えた。

 「ボクは(記者から)質問されたから答えるんだ。それが前提だよ」と批判ではないことを強調した上で「ピッチで起きたことをメディアの皆さんも選手も見ている。でも誰も何もしないし、議論もされない。レフェリーは何の処罰も受けない。我々が勝ち点を失う代償しかない。罰金を科せられて、協会に呼び出される。何でそこ(異議)に至ったかを言うこともできない」とまくし立てた。

 問題となったのは1―2の後半37分だった。至近距離から放ったMF金崎のシュートを清水DFがブロック。ただ左腕に当たったかのようだったが、佐藤主審はファウルを取らず。猛抗議も実らなかった。

 鹿島MF遠藤の同点ゴールもゴールラインを割ったかどうかが微妙なシーンで“おあいこ”とはいえ、ファウルと判定していれば一発退場は必至な状況。試合の流れを決めるプレーとなっただけに指揮官の怒りは収まらなかった。チームは試合後、Jリーグに意見書を提出する方針を示した。

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