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なでしこ 急成長フランスを“丸裸” 熊谷ら中心に情報共有

[ 2015年3月8日 05:30 ]

ランニングする(左から)熊谷、鮫島、大儀見

 なでしこジャパンがライバルを“丸裸”にする。9日に国際親善大会アルガルベ杯の1次リーグ最終戦でフランスと激突。米国、ドイツの世界2強を親善試合で下すなど急成長を遂げる同国は、FIFAランクで日本より1つ上の3位。6月開幕のW杯カナダ大会の決勝トーナメントでも対戦する可能性がある。同国リーグでプレーするDF熊谷、MF宇津木は「情報をみんなで共有したい」と話し、弱点をあぶり出す考えだ。

 同国代表の多くが所属するリヨンに籍を置く熊谷は「(相手の)名前を見たらどんな選手か分かる。相手の特徴を共有したい」とニヤリ。「情報を伝えて簡単に勝てる相手ではない」と警戒する宇津木も「相手の嫌がるプレーをすることが大事」と強調。次戦に勝てば決勝進出の可能性もあるだけに、2人の生きた情報はライバル叩きへの大きな追い風になる。 

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2015年3月8日のニュース