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柿谷 10戦ぶり先発で“大暴れ”13年3月香川以来のハット達成

[ 2015年3月6日 05:30 ]

スイス杯準々決勝 バーゼル6―1ミュンジンゲン

(3月4日)
 バーゼルのFW柿谷曜一朗(25)が4日、スイス杯準々決勝の3部ミュンジンゲン戦で欧州移籍後初のハットトリックを達成し、6―1の大勝に大きく貢献した。

 昨年11月23日のアーラウ戦以来、公式戦10試合ぶりに先発すると、まずは前半24分だ。自陣からのフィードを足元でピタリと止める“神トラップ”。次の瞬間、細かいステップで相手GKをかわし、右足でゴールを決めた。43分には横パスを難なく決め、後半14分にも絶妙なトラップから3点目と止まらない。欧州各国での日本人選手のハットトリックは13年3月に当時マンチェスターUの香川以来となった。

 出番がなくなった昨年11月以降、不遇な時間を過ごしたが「凄く貴重な時間」と腐らず、準備を続けてきた。格下相手とはいえ、インパクト十分な3得点。次期日本代表監督に就任するハリルホジッチ氏にも強烈なアピールとなったはずだ。

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2015年3月6日のニュース