パトリックだめ押し弾！バロテッリばりパフォーマンス

ダメ押しゴール直後、ユニホームを脱ぎ捨てポーズをとるパトリック

富士ゼロックス・スーパー杯 Ｇ大阪２―０浦和

（2月28日 日産ス）
　屈強なフィジカルは今季も脅威だ。１―０の後半ロスタイム、浦和ＤＦ槙野の軽率なパスミスを拾ったＧ大阪のＦＷパトリックが迫力満点のドリブルでゴール前へ突進。反則覚悟でしがみつく相手ＤＦを振り切り、強引に右足でネットに突き刺した。

　直後にユニホームを脱ぎ捨て上半身をさらすと、自らの肉体美を誇るようにポーズ。バロテッリ（リバプール）ばりの派手なパフォーマンスでイエローカードをもらったが、この試合限りで消滅するため問題なしだ。

　「ゴールしたらやろうと思っていた。いつもやっていたら迷惑がかかるけどね」と笑うと、ＦＷ宇佐美も「最近よく筋トレしていると思っていた。きょうのベストプレー」と相棒のパフォーマンスに大受けだ。後半２３分には宇佐美の先制点もアシスト。あらためて相性の良さを示した２トップが停滞気味だったチームの雰囲気を一変させた。