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元日本代表MF三都主がマリンガFCへ移籍「遠いブラジルですが」

[ 2015年2月28日 19:28 ]

 J2岐阜は28日、契約満了のため昨季限りで退団した元日本代表MF三都主アレサンドロ(37)がマリンガFC(ブラジル)へ加入することが決まったと発表した。

 ブラジル出身の三都主は、明徳義塾高から97年に清水入り。その後、浦和やザルツブルク、名古屋などでもプレーし、昨季から岐阜に加入していた。リーグ戦の通算成績はJ1が353試合67得点、J2が43試合4得点。昨季は18試合2得点だった。01年に日本国籍を取得し、日本代表として02年日韓大会、06年ドイツ大会と2度のワールドカップ(W杯)に出場するなど国際Aマッチ82試合に出場して7得点をマークしている。

 三都主は岐阜を通じ、「この度、生まれ故郷のブラジル、マリンガFCで、再びサッカーをすることとなりました。16歳で来日し、21年間日本で暮らし、サッカーの生活を中心に送ってきましたが、契約満了となった為、ブラジルの両親の元へ行くことを決意しました。その中でも、サッカーへの情熱は冷めずにいたところ、マリンガFCと契約することが出来ました。日本で得た経験を活かしながら、ここでもまた頑張りたいと思います。遠いブラジルですが、応援よろしくお願いします」と“第2の故郷”日本のファンにメッセージを送った。

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2015年2月28日のニュース