浦和、ターンオーバーで雪辱 ACLから先発6人入れ替え

[ 2015年2月28日 05:30 ]

練習で激しく競り合う高木(中)

富士ゼロックス・スーパー杯 浦和―G大阪

(日産ス)
 富士ゼロックス・スーパー杯が28日、日産スタジアムで行われ、昨季3冠のG大阪とリーグ2位だった浦和が対戦する。新戦力11人を加えた浦和は25日のACL水原(韓国)戦から先発6人を入れ替える大胆なターンオーバーを敷く可能性が高い。豊富な戦力を生かした変幻自在の戦術で、昨季終盤の直接対決で敗れ、リーグ制覇を阻まれた天敵を相手にリベンジを目指す。

 汚名をそそぐ舞台が、いきなりやって来た。昨季のリーグ戦で急失速した浦和が3冠のライバルと相まみえる。優勝に王手をかけながら昨年11月22日の直接対決で敗れ、屈辱的なV逸につながった。そのG大阪を叩いて今季1冠目を狙う。日本代表GK西川は「去年、敗れて悔しい思いをした分、明日は必ず勝つ」と選手の思いを代弁した。

 今季、量と質を兼ね備えた11人の大補強の成果を見せる。25日のACL水原戦から先発6人の入れ替えが濃厚。27日の公式練習には故障中の興梠、永田、岡本だけでなく、石原、宇賀神、橋本も姿を見せなかった。ペトロヴィッチ監督はターンオーバーを明言しており、この6選手がベンチ入りしないことは確実だ。9対9の戦術練習も、先発組と見られる側には1トップに李、2シャドーに梅崎、高木が入り、ボランチには柏木が1列下がって入った。両ウイングバックには関根、平川を配置。清水から移籍後初の公式戦出場となる高木は「フレッシュな自分が仕事をしてチームを勝たせたい。できるだけ早く点を取りたい」と静かに闘志を高めた。

 ターンオーバーへの準備は抜かりなかった。16日間の鹿児島2次合宿では、序盤の過密日程を見据え、ポジションごとにユニットを組んで連係を深めた。25日のACL敗戦後、出番のなかった関根、梅崎らは歓喜に沸くアウェーのピッチで静かにシャトルランを繰り返し、この試合に早くから照準を定めていた。西川は「誰が出てもおかしくない」と自信を見せ、DF槙野も「総力戦で乗り切りたい」と訴えた。

 8年ぶり3回目の登場となる富士ゼロックス・スーパー杯。過去2回はいずれもG大阪との対戦で1勝1敗と成績は五分。「流れに乗るために必要な試合」と柏木。前売り発券枚数5万超の注目対決で、新生・浦和が宿敵に襲いかかる。

 ▼昨季第32節(14年11月22日)の浦和―G大阪戦 前節でリーグ制覇へ王手をかけた浦和は、5万6758人が集まった埼玉スタジアムに2位・G大阪を迎えて0―2で敗れた。後半43分に柏木のFKをはじかれてカウンターを浴び、佐藤に先制点を許した。44分に右腓骨(ひこつ)骨折中の興梠を送り出したが、ロスタイムに倉田が追加点。この黒星をきっかけに勢いの止まった浦和は、続くアウェー鳥栖戦に引き分け、ホーム名古屋戦も逆転で敗れて2位でリーグを終えた。

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