×

香川は出番なし…ドルト初戦黒星 選手変更“賭け”裏目に

[ 2015年2月26日 05:30 ]

ユベントス戦で、ハーフタイムにウオームアップするドルトムントの香川

欧州CL決勝T1回戦

 2試合が行われ、ドルトムントの日本代表MF香川真司(25)はアウェーでのユベントス戦でベンチ入りしたものの出番なし。チームも1―2で初戦を落とした。また、バルセロナはアウェーでマンチェスターCに2―1と先勝した。このカードの第2戦は3月18日に行われる。 

 賭けは裏目に出た。ドルトムントのクロップ監督は国内リーグ3連勝中のメンバーから先発を2人変更。香川をベンチに置き、MFムヒタリャンをトップ下に起用した。しかし攻撃は機能せず、相手クリアミスを奪ったMFロイスの1点のみ。ピシュチェクとパパスタソプロスの両DFが負傷のため前半で交代し、防戦一方の後半はMFブラシュチコフスキを入れて守りを固めたため、香川を入れて攻撃を活性化させる策を取れなかった。

 引き揚げる香川は悔しそうな表情で、「(ベンチは)ケガだからではないです」の一言だけ。テレビ解説で訪れたザッケローニ前日本代表監督は「ムヒタリャンも良くなかったし、香川を見たかった」と不満を示した。アウェーゴールが唯一の救いで、指揮官も「後半はほとんどチャンスをつくれなかったので、このスコアは満足」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2015年2月26日のニュース