鹿島　昨季王者に完敗…セレーゾ監督「難しいところ」守備ミス嘆く

＜鹿島・ウェスタンシドニー＞ピッチに指示を出すセレーゾ監督

ＡＣＬ１次リーグＨ組 鹿島１―３ウェスタン・シドニー

（2月25日 カシマ）
　鹿島は昨季のＡＣＬ王者相手に完敗し、ホームでの開幕戦を白星で飾れなかった。セレーゾ監督は「いい試合運びはできていた」と前向きに話したが、それでも「ゴールにたどりつくシュートが多く、フィニッシュの精度もあった」と相手を称えるしかなかった。

　指揮官が「機能的に動いていた」と話したように、前半は縦への速い展開や右サイドを崩しての攻撃などを披露。それでもシュートが枠内ととらえられない中、オウンゴールで先制を許すと、ＭＦ土居のゴールで一時は同点に追いつきながら、試合終盤に２点を献上した。

　ディフェンスの間をつかれての失点に「そこがサッカーの難しいところ」と苦笑い。ディフェンスラインのパスミスから立て続けに失点したことを悔やんだ。