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柏、レアンドロ弾で苦闘に決着!延長戦制しACL本大会出場決めた

[ 2015年2月17日 21:31 ]

<柏・チョンブリ>前半、ゴールを決めガッツポーズする柏・武富

ACLプレーオフ 柏3―2チョンブリ

(2月17日 柏)
 ACLプレーオフが17日に行われ、昨季のJリーグ4位・柏はホームでチョンブリ(タイ)と対戦。2―2で突入した延長後半11分、右CKからFWレアンドロのヘディングシュートで勝ち越し点を奪い、苦しみながらも本大会出場を決めた。

 柏は09年7月から指揮を執ったネルシーニョ監督が昨季限りで退任。今季から吉田達磨監督が指揮を執る新体制でのスタート。その門出となる一撃は、今季、期限付き移籍していた湘南から復帰したFW武富の左足だった。

 前半8分、右クロスからMF大谷がシュート。これはGKに阻まれたが、こぼれ球に詰めた武富が冷静に左足で押し込んで先制点を奪った。

 しかし同10分、長い縦パスからDFの裏を抜けたチョンブリのFWレアンドロに決められ同点に追いつかれた。

 柏は圧倒的にボールを支配しシュート数は19対3、CKは柏の6本に対し、チョンブリは0。だが、勝ち越し点は奪えず前半を終えた。

 1―1で折り返した後半も先手を奪ったのは柏。同13分、エリア内で相手DFのハンドでPKを獲得。これをFWレアンドロがきっちりと右足でゴール左に決め、勝ち越し点を奪った。だが、同20分に失点し再び振り出しに戻された。

 90分で決着つかず、試合は延長戦に突入。迎えた後半11分だった。右CKにゴール前でレアンドロが頭を合わせてゴールネットを揺らし、ついに勝ち越しに成功。ベンチの吉田監督もガッツポーズで喜びを表した。

 本大会には32チームが出場。Jリーグからは昨季リーグ優勝のG大阪、2位の浦和、3位の鹿島が1次リーグからの出場資格を得ている。大会は2月24日に1次リーグが始まり、決勝は11月7、21日に行われる。

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2015年2月17日のニュース