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手倉森監督 3月五輪予選へ手応え 人工芝&気温28度問題なし

[ 2015年2月15日 05:30 ]

後半、吉野(左)に指示する手倉森監督

国際親善試合 U―22日本代表8―1U―23シンガポール代表

(2月14日 シンガポール)
 リオ五輪1次予選のシミュレーションは成功した。慣れない人工芝のピッチ。風が強く想定よりも暑さは感じなかったが、本番が行われるマレーシアに近い28度前後と高い気温の中でも高いパフォーマンスを披露した。

 今月2日に世代別代表のスタッフ全員でミーティングを行い、浮き上がった日本サッカー全体の課題は決定力。たとえ相手が格下であっても8発という結果に、手倉森監督は「点差がついても気を抜かずに90分間やってくれた。この代表が(日本に)希望を届ける覚悟を見せられた」と手応えを口にした。前半は4―2―3―1で臨み、後半は4―3―3。メンバーもケガのDF奈良以外は全員を起用した。試合中の指示は極力抑えて、選手の自主性に任せたが大勝。「(選手は)頼もしい。システムやメンバーが代わっても同じ絵を描けるようになった」と満足げに振り返った。

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2015年2月15日のニュース