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協会技術委“引責”解体へ…大仁会長「私を含む責任者の処分を検討」

[ 2015年2月4日 05:30 ]

日本代表 アギーレ監督を解任

 アギーレ監督の解任を受け、招へいに携わった日本協会の技術委員会も刷新される見通しとなった。大仁会長は「私を含む役員や関わった責任者に対する処分を検討し、今後理事会に諮りたいと考えています」と説明。アギーレ監督との契約交渉を行い、昨年9月から現職を務める霜田技術委員長は引責で退任することが濃厚で、大仁会長と原専務理事も何らかの処分が下されることになる。9日の常務理事会で議題にあげ、12日の理事会で正式決定する運びだ。

 技術委員会は監督選定など日本代表の強化を担い、この日の午後も準々決勝で敗退したアジア杯の総括をするとともにアギーレ監督解任の報告を受けた。メンバーである名古屋の久米GMは「きょうはノーコメントだ」とだけ話したが、技術委員会メンバーの中には「アギーレ監督が退任ならば我々も一緒に責任を負うつもり」と総辞職も辞さない構えを見せている者もいる。

 すでに元鹿島監督のオリヴェイラ氏ら複数の後任監督候補をリストアップ。新監督との交渉や18年W杯ロシア大会へ向けての強化プランは、新たな体制で進められることになる。

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2015年2月4日のニュース