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DF千代反田が現役引退 今後は名古屋スクールコーチに

[ 2015年2月3日 12:41 ]

13年12月8日、J1昇格プレーオフ決勝・京都戦で先制ゴールを決める徳島DF千代反田(右)

 福岡、新潟、名古屋などで活躍したDF千代反田充(34)が現役を引退することが分かった。昨季まで所属した徳島が3日、公式サイトで発表したもので、今後は名古屋のスクールコーチに就任する。

 福岡県出身の千代反田は1997年、東福岡高2年の時に全国高校総体、全日本ユース選手権、全国高校選手権を制する史上初の「高校3冠」を経験。筑波大を経て2003年にJ2福岡に加入し、1年目から26試合に出場した。07年に新潟へ移籍し、守備陣の要として活躍。名古屋、磐田を経て13年からは徳島でプレーし、同年のJ1昇格プレーオフ決勝では先制ゴールを決めて昇格に貢献した。J1通算173試合6得点、J2通算118試合14得点。

 千代反田は徳島を通じてコメントを発表。「12年間の選手生活の中で、沢山の幸せを皆様から頂きました。勝利を共有できる喜び、悔しくてたまらない思い、心の底から来る感動。これも多くの関係者の方々のお力添え、そしてサポーターの皆様が作ってくれるスタジアムの雰囲気なくしては感じることのできなかった物だと思います。辞めると決めてからの日々、寂しい気持ちが続きましたが、僕には十分過ぎる現役生活を送らせて頂きました。本当にありがとうございました。また、これまで支えてくれた家族や両親、僕に関わってくださった皆様には心より感謝致します」と関係者や家族、サポーターらに感謝し、「最後になりますが、スポーツ選手として輝ける時間は決して長くはありません。これからも皆様には、選手を少しでも支えて頂けると嬉しく思います。僕も、ひとりのサポーターとしてスポーツ選手を応援していきたいと思います」とメッセージを送っている。

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2015年2月3日のニュース