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香川に危機感「結果残す」 若手台頭で追われる立場に

[ 2015年1月25日 05:30 ]

ドルトムント合流のためホテルを離れる香川

アジア杯

(オーストラリア・シドニー)
 UAE戦で失意を味わった香川が、若手の台頭に危機感を抱いた。120分間の死闘の末に突入したPK戦で、6人目のキッカーとして登場し失敗。まだ精神的なダメージは消えていないが「この結果を受け止めて大切にしないといけない。若い世代の選手も活躍したし、刺激にしていきたい」と表情を引き締めた。

 途中出場のMF柴崎が一時は同点となるシュートを決めれば、FW武藤も切り札として存在感を発揮。08年に平成生まれの選手として初めて日本代表に選出された香川も今では追われる立場となった。今後は定位置を確保できていないドルトムントでの戦いも再び始まる。「時間は待ってくれない。目に見える結果を残すために努力していきたい」。競争を受け入れ、日本の背番号10は自らを高めていく。

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2015年1月25日のニュース