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麻也も褒めた!森重 流血もアジア杯初の3戦連続完封に貢献

[ 2015年1月21日 07:47 ]

<日本・ヨルダン>ヘディングで接触し出血した森重(中央)は担架で運ばれる

アジア杯1次リーグD組 日本2―0ヨルダン

(1月20日 メルボルン)
 日本代表鉄壁の守備陣が、一度もゴールを割らせずに1次リーグを戦い抜いた。アジア杯ではA代表が初めて出場した92年大会から7度目の出場で初の3試合連続無失点。GK川島は「1試合1試合ステップアップしている。戦いながらゲーム運びも含めて成長しないといけないが、無失点は自信になる」とドヤ顔を見せた。

 4バックは1次リーグ全試合で同じ顔ぶれで、試合を重ねるごとに連係面は向上。前半38分にはハイボールの競り合いで、森重が顔面にアハマドのヘッドバットを受けた。口から流血してもん絶して一度はピッチの外に出たが、前半41分からプレーを再開。口に綿を詰めて止血したため、試合後は取材に応じられない痛々しい姿だったが、準々決勝UAE戦の出場には支障がない見通しだ。

 吉田は「(森重は)顔色が良くなくて心配したけど、日本で一番タフなDF」とセンターバックを組む相方への信頼を口にし「経験ある選手ばかりなので、何をやるべきか皆が理解している。これから強い相手になるので、無失点を続けられるかが勝負の分かれ目になる」と決勝トーナメントを見据えた。アギーレ監督は「勝ったことも無失点だったことも重要。DF陣だけでなくチーム全員の守備が良い」と評価。クリーンシートを続ければ、おのずと連覇は見えてくる。

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