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東京V今季目標は「9位以上が現実的」 選手27人中17人がユース出身

[ 2015年1月19日 13:25 ]

 J2東京Vは19日、東京・稲城のクラブハウスで今季の新体制発表を行い、東京Vユースから昇格したMF中野雅臣(18)、MF三竿健斗(18)、東京Vユース出身で大学を経由して5年ぶりにクラブへ戻って来たMF渋谷亮(22=中大)、DF大木暁(22=駒大)の下部組織出身4選手と新ブラジル人トリオのDFウェズレイ(23)、MFブルーノ・コウチーニョ(28)、FWアラン・ピニェイロ(22)の7選手が出席。平均年齢24歳の若いチームは、総勢27選手中17選手が下部組織出身という異色のメンバー構成となった。

 J3降格危機に直面した昨季はクラブ史上最低の20位に終わったが、竹本一彦GM(59)は昨年9月の冨樫剛一監督(43)就任後11試合の成績(3勝6分け2敗)だけを見ると9位に相当することから、「今季の目標設定では9位以上が現実的」と説明。「若いチームをより成長させていきたい」と話した。

 羽生英之社長(50)は会見で「私は胸が躍る思いで今ここに立っています」と満面に笑みを浮かべ、「去年はたくさん悔しい思いをしたので、今年はそれをたくさん返していきたい」と巻き返しを宣言。小、中、高と育ったチームに戻った渋谷は「僕は小さい頃からずっとヴェルディのファン。ファンだった人間がプレーするので、サポーターを代表するつもりで楽しんでやっていきたい。強いヴェルディを取り戻せるように頑張ります」と力強く話した。

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2015年1月19日のニュース