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広島・小谷野社長が市長選出馬表明 サッカースタジアム建設推進へ

[ 2015年1月17日 13:25 ]

広島市長選への出馬を表明するサンフレッチェ広島社長の小谷野薫氏

 サッカーJリーグのサンフレッチェ広島社長の小谷野薫氏(51)が17日、4月12日投開票の広島市長選に無所属で立候補すると表明した。市内で記者団に語った。現職の松井一実氏(62)が再選に向け出馬する意向を固めたことも関係者への取材で分かった。

 小谷野氏は東京都出身で、シンクタンクや証券会社などを経て2013年1月にサンフレッチェ広島社長に就任。原爆ドーム近くの「旧広島市民球場跡地」(中区)でのサッカースタジアム建設を中心とした町づくりを目指す考えを示した。

 松井氏は広島市出身の被爆2世で、元厚生労働官僚。11年の前回市長選で、自民、公明両党の支援を受け、初当選した。被爆建物の改修工事など被爆70年に向けた事業や、昨年8月の土砂災害被災地の復興計画に取り組んでいる。

 文筆業荒木実氏(71)も無所属で立候補すると表明している。

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2015年1月17日のニュース