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香川 自己ワースト更新8戦連続不発も…不振脱出に手応え

[ 2015年1月17日 05:30 ]

相手選手の激しいマークにあう香川(左)

アジア杯1次リーグD組 日本1―0イラク

(1月16日 ブリスベン)
 MF香川は躍動したものの、ゴールをまたしても決められなかった。前半11分には本田からパスを受けてペナルティーエリア内で右足を強振。だが、枠を捉えられず、PKにつながった同22分のシーンでは乾のパスを右足で狙ったが、GK正面だった。

 「あれは決めないといけない」。さらに後半28分にも右足でのシュートを外し、自己ワーストを更新する国際Aマッチ8戦不発となった。

 それでも、この日は確実にゴールに近づいた。イラクは自陣のバイタルエリアが手薄で、香川も「これだけスペースがあればチャンスをつくれて当然」と言い切った。不慣れなインサイドハーフのポジションも試合を重ねることで着実にものにしつつあり、ゴール前に飛び出す回数、タイミングも向上した。この日も「良いところは上がってきている。スピードに乗ったプレーで入って行ければチャンスになる」と手応えを口にした。

 「フィニッシャーとしてもっと絡んでいこうとしている。シュートの数も物足りない」。不振から脱出しつつある10番は、次戦のヨルダン戦でのゴールを見据えていた。

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