Ａマドリードがダービー制す！復帰トーレス“あいさつ”２発

Ａマドリード復帰後初となるゴールを含む２得点と活躍したフェルナンド・トーレス（ＡＰ）

　スペイン国王杯は５回戦第２戦の２試合が１５日に行われ、Ａマドリードが敵地でＲマドリードと２―２で引き分け、２戦合計４―２で準々決勝進出を決めた。今月にＡＣミランから期限付き移籍したＦＷフェルナンド・トーレス（３０）が復帰後初ゴールを含む２得点と活躍。バルセロナはメッシら主力を温存しながら敵地でエルチェに４―０と大勝し、２戦合計９―０で突破。準々決勝はＡマドリードと対戦する。

　ダービーという最高の舞台で、Ａマドリードのフェルナンド・トーレスが復活弾を決めた。開始１分に左足ダイレクトで押し込み０７年以来の復帰弾を決めると、１―１の後半１分には速攻から冷静な切り返しで相手ＤＦペペをかわして右足で２点目。今季前半に在籍したＡＣミランではリーグ戦１０試合１得点と不振で、放出される形で古巣に戻っただけに「気持ちは２００％。本当にハッピーだ」。試合後にロッカールームで全員で写真を撮って宿敵撃破を祝った。