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東京Vユース監督に藤吉信次氏が就任 19年ぶりのクラブ復帰

[ 2015年1月16日 13:27 ]

 J2東京Vは16日、J2北九州で地域コミュニケーターを務めていた藤吉信次氏(44)が東京Vユース監督に就任することが決まったと発表した。

 東京都町田市出身の藤吉氏は、89年に前身の読売クラブ入りし、96年までV川崎(現J2東京V)でプレー。その後、京都、仙台、中国Cリーグの成都五牛、FC琉球、北九州でプレーし、09年限りで現役を引退。10年に北九州でトップチームコーチ、11年と12年は北九州U―18監督を務めた後、13年から北九州で地域コミュニケーターに就任していた。

 96年以来19年ぶりの古巣復帰となった藤吉氏は、東京Vを通じ、「この度ヴェルディユースの監督に就任した藤吉信次です。自分の育ったチームで指導できる喜びを感じていますし、ヴェルディユースという素晴らしいチームを率いることができることを楽しみにしています。ヴェルディに戻る機会を与えていただいたスタッフの方々に感謝しています。このクラブのために全力を尽くして頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします」とコメント。

 北九州を通じては、「この度8年間在籍していたクラブを離れることになりました。選手として3年、指導者として3年、クラブスタッフとして2年の計8年間在籍させていただき、色々なことを経験させてもらったクラブに感謝の気持ちでいっぱいです。今回自分の夢であるプロチームの監督になるために指導者の道へ帰ることを決めました。北九州を離れるのはとてもさみしいですが、将来良い指導者になってギラヴァンツに戻って来られるように頑張っていきたいと思います。苦しいときもどんな時でも応援してくれたファン、サポーター、試合運営の時に試合も観ずに働いてくれていたボランティアスタッフ、そして自分がどんな立場になっても支えてくれたクラブスタッフ、関わった皆様、すべての人に感謝しています。これからもギラヴァンツ北九州がますます、いいチームになっていくように願っています。8年間本当にありがとうございました」と談話を発表している。

 東京Vユースは、昨年9月にトップチームの三浦泰年前監督(49)が解任されたことを受けて冨樫剛一監督(43)がユース監督からトップチーム監督に昇格。ユースコーチから昇格する形で菅原智監督(38)が率いていた。

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2015年1月16日のニュース