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元千葉通訳“オシム語録”の立役者がJ3秋田監督に就任

[ 2015年1月16日 11:00 ]

J3秋田の新監督に就任した間瀬秀一氏

 J3秋田は16日、間瀬秀一氏(41)の新監督就任を発表した。間瀬氏はイビチャ・オシム元日本代表監督の千葉監督時代に通訳を務めた“オシム語録”の立役者で、自身初の監督就任となる。

 三重県出身の間瀬氏は、暁高、日本体育大を経て米国やメキシコ、グアテマラ、クロアチアなど各国でプレー。現役時代のポジションはMFとFWで、日本語のほか、英語、スペイン語、ポルトガル語、クロアチア語を話す。03年から06年まで、後に日本代表監督となるイビチャ・オシム監督の通訳を務めた際には、機知に富んだ数々の“オシム語録”を演出した。

 07年には千葉でトップチームのコーチに転身し、強化担当も経験。その後、10年から12年にはJ2岡山でコーチ、13年にはJ2東京Vでコーチも歴任。前日15日にJリーグの指揮に必要な公認S級ライセンスを取得したばかりだった。

 間瀬氏はクラブを通じ、「秋田の皆様と共に闘う覚悟と情熱と喜びをもってこの地にやって参りました。よろしくお願いいたします」とコメント。

 また、恩師のイビチャ・オシム氏もクラブを通じてコメントを発表。「私は秋田という土地を知っている。秋田がサッカーで知られる街となることを願っています。幸運を祈っている」とエールを送った。

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