“ミスタージェフ”江尻氏が千葉Ｕ―１８監督に就任

　Ｊ２千葉は１５日、昨季トップチームのコーチを務めた江尻篤彦氏（４７）が下部組織の千葉Ｕ―１８監督に就任すると発表した。

　静岡県出身の江尻氏は清水商時代に主将として全国高校選手権優勝を果たし、明治大を経て９０年に日本リーグの古河電工（現千葉）入り。９１年の市原（現千葉）発足時から選手として関わり、１度も移籍しないまま９９年を最後に現役を引退した。

　その後は市原ユースコーチ、新潟コーチ、０８年北京五輪代表コーチなどを歴任し、０９年千葉にコーチとして復帰。同年７月にトップチームの監督に就任し、１０年まで同職を務めた。その後、Ｕ―１５、１６日本代表コーチを経て１３年に千葉へ再び復帰。昨季までトップチームのコーチを務めていた。

　江尻氏はクラブを通じ、「この度、Ｕ―１８監督に就任することになりました。将来、ジェフのトップチームでプレーするであろう未来ある選手たちの指導ができることを大変嬉しく思います。自分にとっては新たなチャレンジとなりますが、恐れずに突き進みたいと思います」とコメントしている。