星稜 大田が技あり弾、病床監督に3年連続4強の吉報届けた

[ 2015年1月6日 05:30 ]

<履正社・星稜>後半10分、星稜・大田(左)が右足で決勝ゴールを決める

第93回全国高校サッカー選手権大会準々決勝 星稜1―0履正社

(1月5日 浦和駒場)
 粘り強さを見せた星稜(石川)が3年連続4強入りした。後半10分、FW大田がFW森山のクロスを右足アウトサイドで合わせる技あり弾。3回戦の米子北戦に続き決勝弾を決めた背番号10は「普段の練習からやっている形。狙い通り」と胸を張った。

 大会直前に河崎護監督が交通事故に遭って入院し、指揮を執れない状況下での快進撃。勝利直後にはコーチを通じ「よう頑張った」との祝福メッセージが届いた。殊勲のストライカーは「監督が褒めてくれることはあまりないんで、うれしかった」と笑顔がはじけた。

 偉大なOBの存在も力になっている。日本代表FW本田がつけていた背番号を受け継ぎ責任感が増した。プレー面では日本代表FW豊田のスタイルが手本。「ゴールに向かう姿勢やクロスへの入り方は映像で見ている」の言葉通り、決勝弾は鮮やかにニアで合わせた。

 準決勝まで中4日、決勝までは中6日ある。河崎監督の復帰時期は未定だが、大田は「戻ってこられる可能性が高まった。胴上げしたい」と昨年の準優勝超えを宣言した。逆境にも負けない星稜が、悲願の初優勝へ一歩前進した。

 ≪4校目の3大会連続4強≫首都圏開催となった76年度以降で、3大会連続で4強に駒を進めたのは星稜が4校目。国見(長崎)が89~93年度と00~04年度の2回、韮崎(山梨)が79~83年度に記録した5大会連続が最長記録。

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