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常盤木学園 2発快勝で8強進出!小林里が2戦連続マルチ弾

[ 2015年1月5日 05:30 ]

<常盤木学園・星槎国際湘南>前半6分、先制ゴールを決める常盤木学園・小林里(右)

 第23回全日本高校女子選手権は4日、2回戦8試合が行われ、8強が出そろった。2大会ぶり6度目の優勝を目指す常盤木学園(宮城)は星槎国際湘南(神奈川)に2―1で勝利。「リトルなでしこ」として昨年U―17女子W杯(コスタリカ)で優勝したFW小林里歌子(2年)が、初戦に続いて2得点を挙げた。準々決勝は6日に行われる。

 小林里が2戦4発の活躍で常盤木学園を8強に導いた。前半6分、川崎のパスにタイミング良く抜け出し、GKとの1対1を制して先制ゴール。同18分にはゴール前で高橋のスルーパスを受け、右足で冷静に流し込んだ。その後も絶妙な動きだしでチャンスを演出したが、後半は引いて守る相手を崩せず無得点。「3点は取りたかった。後半はミスが目立って、(攻撃に)連動性がなかった」。2戦連続となるマルチ弾で得点ランク首位に立っても、満足感はなかった。

 昨年のU―17女子W杯では主力として優勝に貢献。常盤木学園でも1トップとして攻撃陣を引っ張る。今大会の開催地・兵庫県出身の小林里は「地元でやれるのはうれしい。毎試合得点を狙って優勝したい」と“凱旋V”を誓った。

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2015年1月5日のニュース