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前橋育英 鈴木&渡辺凌のU―19代表“二枚看板”で返り討ちだ

[ 2015年1月5日 05:30 ]

練習でトリッキーなシュートを放つ前橋育英・鈴木

第93回全国高校サッカー選手権準々決勝 前橋育英―京都橘

(1月5日 フクアリ)
 京都橘(京都)と埼スタ切符を争う前橋育英(群馬)のU―19日本代表コンビが“イメトレ”で上昇気流に乗る。

 13年にU―17W杯UAE大会に出場するなど世代別代表を経験してきたボランチの鈴木主将と左サイドアタッカー渡辺凌だが、消極的な試合運びに終わった今大会2試合は波に乗れずにともに無得点。得点は渡辺凌のCKを頭で合わせたDF宮本の2ゴールのみ。前回4強の京都橘には昨夏の全国高校総体初戦で4―0で大勝しており、イレブンは4日の練習後にその試合の映像を目に焼き付けて返り討ちのイメージをかき立てた。

 前回の京都橘戦で2ゴールを決めた渡辺凌は「自分が点を取って貢献したい」と気持ちを入れ直す。OBの故松田直樹さんがつけたエースナンバー「14」を受け継ぐボランチの鈴木も「自分のプレーを表現したい」と意欲を見せた。優勝候補の一角が狙う初の選手権制覇には、二枚看板の復調が絶対条件だ。

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2015年1月5日のニュース