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星稜 3大会連続の8強進出!本田“後継”FW大田がヒールV弾

[ 2015年1月4日 05:30 ]

<星稜・米子北>後半35分、星稜・大田(10)が左足のヒールで決勝ゴールを決める

第93回全国高校サッカー選手権3回戦 星稜2―1米子北

(1月3日 浦和駒場)
 前回準Vの星稜(石川)が3大会連続の8強進出を決めた。立役者となったのは「10番」を背負うFW大田。ヒールで技ありゴールを決めた。1―1の後半35分、左からのクロスに体が反応した。

 「前に相手DFがいたのでそのまま打っても駄目だと。GKの逆を突けました」

 準優勝した前回大会はメンバー外。悔しさをバネに右足で50本、左足で50本のシュート練習は毎朝の日課となった。また自分の出た試合は必ず映像でチェック。「ポジショニングを研究しました」。地道な鍛錬は決して裏切らなかった。

 本来は2トップを組む森山が出場停止。先月26日に愛知県内で交通事故に遭った河崎監督は回復傾向も、まだ今大会での復帰は不透明な状況。大田は「(森山)泰希を次の試合に出そう、と。監督もテレビで見てると思うので期待に応えたかった」と言った。

 星稜の「10番」といえばACミランの日本代表FW本田の系譜。「偉大な先輩がつけてきたし、どの学校でも10番は注目される。僕らの代は優勝したい」と大田。背中の重みを感じながら、一気に頂点を目指す。

 ▼米子北・城市監督 1点は返せたので、その流れで追加点を取りたかった。十分にチャンスはあった。

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2015年1月4日のニュース