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香川 逆襲の15年に意欲 まずアジア杯「初めは大事ですから」

[ 2015年1月3日 07:26 ]

シュートを放つ香川。右奥はアギーレ監督

日本代表国内合宿打ち上げ

(1月2日)
 香川真司がアジア杯を巻き返しのきっかけにする。14年は悲願でもあったW杯に初出場したが1勝もできずに1次リーグ敗退。マンチェスターUでも“構想外”となり、古巣のドルトムントに移籍した。しかし、新天地でもいまだ1得点と結果を残せておらず、チームも降格圏の17位に沈んでいる。

 「14年はそれまで欧州で順調にいっていたのが、(結果が)ついてこなくなった年。でもこの一年の経験を生かしていかなければいけない。アジア杯は大きな大会。初めは大事ですから。結果が必要。しっかりと調整していきたい」と、15年初戦となる12日の1次リーグ初戦パレスチナ戦を見据えた。

 昨年12月31日の練習では4―4―2のボランチを務めるなど、そのユーティリティー性はアギーレジャパンには欠かせない。「アジア杯でしっかりとしたものをピッチで残して、もっともっと世界を相手に勝てるチームを意識していきたい」。6月にはW杯ロシア大会の予選も始まる。所属クラブでの巻き返し、そして3年後のロシアでリベンジを果たすために。オーストラリアで復活劇の幕を開ける。

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2015年1月3日のニュース