山梨学院大付　ＰＫ戦９人決着「運があった」

＜山梨学院大付・岐阜工＞ＰＫ戦で岐阜工９人目のキッカー・杉山敬（下）は、シュートを外し倒れこむ。その奥で喜ぶ山梨学院大付ＧＫ・古屋

第９３回全国高校サッカー選手権第３日・２回戦 山梨学院大付０―０（ＰＫ７―６）岐阜工

（1月2日 駒沢）
　山梨学院大付はＰＫ戦で９人目まで行く死闘の末に勝利。「運があった。首の皮一枚、選手の頑張りが勝利につながった」と、吉永監督は胸をなで下ろした。

　シュート１３本を放ちながら岐阜工のゴールを割れずに苦戦。ＧＫ古屋は「こういう試合もあると思っていた。点が入らなくても守備で」と振り返った。高校総体で東福岡にＰＫ戦で敗れた後は積極的にＰＫを練習、その成果が出た。

　▼岐阜工・ＤＦ杉山智　今年度一番いい試合ができた。集中力もあって気持ちのいい試合だったが、ＰＫ戦で最後に甘さが出た。