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リバプール ジェラードが今季限りでの退団発表「最も困難な決断」

[ 2015年1月2日 18:27 ]

今季限りでのリバプール退団を発表した元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード(AP)

 イングランド・プレミアリーグのリバプールは2日、元イングランド代表主将のMFスティーブン・ジェラード(34)が今季限りで退団することを発表した。

 ジェラードはクラブの公式サイトに声明を発表。「自分の人生の中で最も困難な決断だった。リバプールというクラブは自分の生活の中でとても大きな要素を占めていたので、さよならを言うのはとても難しいだろう。しかしこれが私の家族やクラブなど関係者すべてにとってベストの選択だと思う」とコメントした。

 ジェラードは今後も現役を続行し、移籍先は「リバプールの対戦相手ではないチーム」。英メディアによると、米MLSへの移籍が有力と見られている。ジェラードは「いつか再びリバプールに戻ってきて、何らかの形でクラブの助けになりたい」との希望も記している。

 リバプール下部組織出身のジェラードは、1998年トップチームデビューを果たすと、公式戦通算695試合に出場し、180得点を記録。2度のFA杯、3度のリーグ杯を制覇し、00~01年にはUEFA杯(現欧州リーグ)と合わせた3冠に貢献。03~04年シーズンから主将に就任すると、翌04~05年シーズンには欧州チャンピオンズリーグを制覇した。しかし、リーグでは昨季を含めて3度の2位が最高成績で優勝はない。

 イングランド代表としては00年にデビューを果たすと、114試合で21得点を記録。10年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会からは主将を務め、14年W杯ブラジル大会を最後に引退した。

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2015年1月2日のニュース