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ウィガン会長、人種差別的発言で処分

[ 2015年1月2日 05:30 ]

人種差別的な発言で処分を受けたウィガンのウィーラン会長(AP)

 イングランド・サッカー協会(FA)は31日、2部ウィガンのデビッド・ウィーラン会長(78)に人種差別的な発言があったとして、6週間の活動停止処分と罰金5万ポンド(約935万円)を科す、と発表した。ウィーラン氏は英紙とのインタビューで中国人やユダヤ人を差別する発言をしたとされる。

 ウィガンは05年プレミアリーグ(1部)に昇格して、低予算ながらブルース監督(現ハル・シティー監督)、マルティネス監督(現エバートン監督)らによって8季に渡って残留を続けた。12―13年シーズンにはアーセナルから期限付きでFW宮市亮が在籍。しかし、同シーズンに宮市ら多くのケガ人をかかえたこともあり、FA杯を初制覇するも、リーグ戦では最終節を待たずに降格が決定した。

 降格初年度の昨季は5位でプレーオフ出場を果たすも、準決勝で4位クイーンズパーク・レンジャーズに敗れ昇格を逃す。今季は24試合消化時点で、24チーム中23位で3部降格圏内に低迷している。

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2015年1月2日のニュース