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東福岡 2冠へ“長友魂”で2発!偉大な先輩の横断幕に発奮

<都三鷹・東 福岡>後半、クロスにダイレクトで合わせてゴールを狙う中島

 第93回全国高校サッカーが30日に開幕。開会式に引き続き行われた開幕試合で、今夏の全国高校総体王者の東福岡(福岡)が都三鷹(東京B)を2―0で下した。堅守を攻めあぐねる苦しい展開でも、Jリーグ横浜入りが内定しているU―18日本代表MF中島賢星(3年)が左CKを頭で合わせて先制点を挙げ、勝利につなげた。同校OBの日本代表DF長友佑都(28=インテル・ミラノ)が寄贈した横断幕にも力をもらい、97年度以来2度目の夏冬連覇へ好発進。今大会はメーン会場だった東京・国立競技場が改築工事のため使えず、来年1月12日の決勝は埼玉スタジアムで開催される。

 頼りになるのは、やはり主将だ。0―0のまま迎えた後半2分の左CK。いつもならサイドに陣取るはずの中島が強引に密集に飛び込み、頭でボールを叩きつけた。DFとGKの間を抜け、ネットを揺らす鮮やかな先制弾。“大会1号”で勝利をたぐり寄せた背番号10は「独特の雰囲気の中で勝つことができた。(CKは)思い切っていった結果、ゴールになって良かった」と勝ち誇った。

 東福岡は今夏の全国高校総体で6試合26得点を量産して優勝した大会屈指のタレント集団。その中でも際立つ存在が司令塔の中島だ。展開力に加えて得点能力も兼ね備える好素材は複数のJクラブによる争奪戦の末に横浜入りが決定。前半は都三鷹の捨て身の守備に手を焼いたが、16分には相手の股を抜くドリブル突破で観客のため息を誘った。「苦しい時に決めるべきヤツが決めた」と目尻を下げた森重監督だが「(中島)賢星に“得点王を狙え”と言っている。もっとゴールに近い位置を取った方がいい」と注文を忘れなかった。

 目標は国見(長崎)以来、史上2校目となる2度目の夏冬連覇。スタンドには力強い“後方支援”があった。同校OBの長友が今夏に寄贈した横断幕を全国舞台で初めて掲出。「才能は自分で創るもの 夢は自分のなかにある!」というメッセージが書かれており「驚いたし、うれしく思った」と中島。12年4月に入学した現在の3年生には、入部直後にも長友から激励メールが届いていた。「高校生活は厳しいと思うけど努力すれば道は開く」。その教えを守り、今夏に全国優勝を成し遂げた。次は、新たな横断幕とともに夏冬連覇に挑む。

 全国の強豪が“打倒・東福岡”を掲げるが、中島は「2冠を狙えるのは自分たちだけ。チームとしては優勝したいし、個人としては得点王を狙う」と言い切った。長友魂を注入された東福岡の挑戦が幕を開けた。

[ 2014年12月31日 05:30 ]

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