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ハーフナー 練習不参加の理由は…書類不備で離日できず

[ 2014年12月29日 21:31 ]

ハーフナー・マイク

 コルドバのFWハーフナー・マイク(27)が、ビザ取得のための書類不備で、日本で足止めを食らっていることが29日までに分かった。同日のスペイン紙では、クリスマス休暇明けの練習再開に姿を見せずに「無断欠勤」と報じられたが、関係者によれば、それは事実と大きく異なるようで、23日に日本に一時帰国したハーフナーは、スペインの労働ビザ取得のためスペイン大使館に書類を提出したものの、クラブから渡された書類に不備があり、まだビザを取得できていないため離日できない状況という。

 ハーフナーは12年に甲府からオランダ1部フィテッセに移籍。高さを武器に12~13シーズン、13~14シーズンと連続で2桁得点をマークした。14年W杯ブラジル大会の最終メンバーからは外れたが、ザックジャパンでは日本代表でも活躍。フィテッセとの契約が満了した今夏、真っ先に獲得に乗り出したコルドバに移籍し、8月25日のRマドリードとの開幕戦では1トップで先発を果たした。

 それでも、その後は苦戦続きのチーム同様に徐々に出番を失い、9月25日のバレンシア戦に途中出場したのを最後に10試合連続でベンチ外。関係者によれば、ハーフナーはその間も不満を漏らさずひたむきに練習に取り組んでおり、出場機会が得られない理由はクラブ側の手続き上の不手際の可能性もあるという。
 
 いずれにせよハーフナーは出場機会を求め、来年1月の移籍も視野に入れており、その中で4年ぶりのJ復帰の可能性も浮上中。18日付の地元紙でも古巣・横浜など1月に移籍する可能性を報じられていた。

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2014年12月29日のニュース