麻也もいる！失点絡みドローも２季ぶり右ＳＢで奮闘

チェルシー戦の前半、競り合うサウサンプトンの吉田（左）

プレミアリーグ サウサンプトン１―１チェルシー

（12月28日）
　サウサンプトンの日本代表ＤＦ吉田麻也（２６）が慣れないポジションで失点に絡んだ。２８日、ホームのチェルシー戦に３試合連続で先発。２６日のクリスタルパレス戦は３バックの一角で２連勝に貢献したが、「中１日は大変だと思う。しかも相手はチェルシー。ビッグマッチになる」と意気込んでいた首位との大一番は４バックの右サイドバックで起用された。

　１３年３月のノーリッジ戦以来２季ぶりのサイドバックで何度もパスカットするなど奮闘していたが、１―０の前半ロスタイムにベルギー代表ＭＦアザールに裏を突かれ、最後はドリブルでかわされて同点弾を決められた。

　後半１２分にアザールを蹴って警告を受け、１７分に交代。悔しそうな表情でベンチに退いた。試合は１―１で引き分け。吉田は来月１日のアーセナル戦を最後にチームを離れて日本代表に合流する。

　▼吉田麻也の話　よく踏ん張って勝ち点１を取れた。右サイドバックは自分にプラスになると思ってポジティブに捉えてやった。攻撃はシンプルに、守備ではアザールを意識してやった。中１日でばてた。もうちょっとできたかと思う。