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技術委メンバー総辞職も…アギーレへの告発受理なら「一緒に責任を」

[ 2014年12月27日 05:30 ]

アギーレ監督の告発が受理なら霜田技術委員長(左)らの任命責任が問われること必至

 日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)がスペインリーグの八百長に関与した疑いで同国検察庁から告発された問題で、告発がバレンシア裁判所に受理されれば、監督選定など代表強化の責任を担う「技術委員会」のメンバーが刷新される可能性が高まった。

 告発が受理されれば、日本協会の大仁会長、原専務理事、霜田技術委員長の任命責任が問われることは必至。技術委員会メンバーの一人は「そうなれば我々も一緒に責任を負うつもりだ」と総辞職も辞さない覚悟を示した。

 また告発の受理を受け捜査が本格化した時点で日本協会がアギーレ監督に辞任を勧告するか、違約金を支払って解任するという動きは避けられそうにない。臨時の技術委員会も開催される運びだ。すでに後任候補もリストアップされているもようだが、後任探しは新たな体制で進められることになる。

 アギーレ監督は29日から始まるアジア杯(1月、オーストラリア)へ向けた事前合宿までに釈明会見を行う予定。また大仁会長自らが選手に直接、事情説明する方針となっている。

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