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J2松本 リーグ断然の少なさで2年連続のフェアプレー賞

[ 2014年12月10日 05:30 ]

2014Jリーグアウォーズ

(12月9日)
 今シーズン、警告数や警告出場停止試合数がリーグ最少だった松本山雅。2位の京都に大きく水を開けて堂々の1位となった。反町康治監督(50)は「我々の狙っていたタイトル。今年もみんなの力で獲ることができた」と喜びを表現した。
【Jアウォーズ】

 今季からJ2と新設のJ3についても、反則ポイントが最も少ないクラブに賞金が授与されることになったフェアプレー賞。キッカケをつくったのは反町監督本人だ。村井満チェアマンが5月3日の愛媛戦視察のために松本を訪れた際、「フェアプレーの重さはJ1もJ2も変わらない」という考えから、賞金授与の対象拡大を直談判。その後、7月29日の理事会で正式決定された。「フェアプレーは勝利のための重要な要素である」という信念があった。

 指揮官は「賞金を提案していたので逃せなかった。J1でも狙いたい」と、来季もフェアプレーで国内最高峰の舞台を戦い抜くことを誓った。

 ◇フェアプレー賞(J2) リーグ戦における反則ポイント(P)の年間合計数が42P以下のクラブが受賞。計算方法は退場1回、警告1回、出場停止1試合に対してそれぞれ3P、1P、3Pを加算するなどし、警告および退場がなかった試合に対しては3P減算される。賞金250万円は今季より設定。最少Pのクラブに授与される。

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2014年12月10日のニュース