遠藤「年齢は関係ない」史上2番目の年長34歳で初のMVP受賞

[ 2014年12月10日 05:30 ]

最優秀選手賞の喜びを語るG大阪・遠藤

2014Jリーグアウォーズ

(12月9日)
 Jリーグの年間表彰「Jリーグアウォーズ2014」が9日、横浜アリーナで開かれ、リーグ優勝を果たしたG大阪のMF遠藤保仁(34)が、初のMVPに輝いた。ベストイレブンにも2年ぶり11度目の選出。自身が持つ最多記録を更新した。3冠に王手をかけているG大阪からは、長谷川健太監督(49)が、最優秀監督賞を受賞。FW宇佐美貴史(22)とFWパトリック(27)もベスト11に名を連ねた。

 順当な選出だった。リーグとナビスコ杯を制したG大阪の遠藤がMVPを受賞。09年にアジアサッカー連盟の年間最優秀選手に選ばれた司令塔がJリーグでは初めて、個人として最高の栄誉を手にした。34歳での受賞は昨年の横浜MF中村俊輔の35歳に次ぐ2番目の年長記録。来年1月に35歳を迎えるものの、「サッカーに年齢は関係ない。素晴らしい若手がいることを意識しながら、負けないように頑張りたい」と決意を新たにした。

 ベストイレブンにも2年ぶりに選出。自らが持つ最多記録も11に更新した。それでも「嬉しいけど個人的な賞は気にならない」と淡々。「このステージに全員で立てたことが一番嬉しい。また来季も、みんなで来たいというモチベーションになる」と優勝チームだけに与えられる“特権”を喜んだ。

 昨季はJ2のMVPに該当するMEPを受賞。1年前、この日と同じ場所で「また強いガンバを見せたい」と決意を口にした。その言葉通り、J1復帰した今季は攻守にチームを牽引。全34試合に先発して6得点を挙げるなど攻守に貢献した。J1復帰初年度での2冠へ導いた主将は「これからも期待に応えていきたい」と力をこめた。

 今週末の13日には、天皇杯決勝の山形戦(日産ス)が控える。午前に大阪で練習し、夜にはトンボ返りとなった強行スケジュールに「大阪城ホールでやってくれれば」とジョークを飛ばしつつ、00年の鹿島以来の3冠へ気合い十分。「ここまで来たら意識します。長い歴史で1チームしか達成していないし難易度は高いけど、ガンバらしいサッカーで歴史に名を刻みたい」と高らかに宣言した。激動の14年シーズンも残り1試合。獲得タイトルの“ラストピース”を埋めた頼れる大黒柱が、最高のフィナーレを演出する。

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